UMLによる オブジェクト指向モデリング セルフレビューノート

UMLによるオブジェクト指向モデリングセルフレビューノート

UMLによるオブジェクト指向モデリングセルフレビューノート

オブジェクト指向を学ぶ上でUMLもセットで学ぶのが一般的なのではないでしょうか。
しかし、「モデルをUMLで書いたはいいけど、それが正しいのか分からない!」という人も多いと思います。
そんな人にオススメなのがこの本です。

オブジェクト指向開発の各プロセスで作成する成果物が、正当性を客観的に判断する指標が書かれています。

特にどのような人にオススメなのか?

入門者*1・初心者*2に向いていると思います。
さきにも書きましたが、「モデルをUMLで書いたはいいけど、それが正しいのか分からない!」という人にオススメです。
しかし、この本に書いてある指標も、あくまで一般論だと思います。
ですので、どのような場合もこれでOKだ!ということにはなりません。
それでも、入門者・初心者の方であれば、まずはこの指標に沿ってモデルを書くことにより、自分の書いたモデルに自信がつくと思います。

この本で私が学んだこと

正しいモデルの大まかな基準

この本に書いてあることが「絶対」ではないと思います。
それでも、具体的な指標があることによって、モデルを見て”なんとなく”ではあるのですが、良い・悪いを見分けることが出来るようになりました。

*1:入門者とは、UMLが読み書きできるレベルの人と私は定義しています

*2:初心者とは、オブジェクト指向が大体どんなものなのか、説明は出来ないけどなんとなく全体がつながった事がわかった人です。うまく表現できないのですが、ある程度長い時間、根気良く勉強していると、ある日突然なんとなく分かる時が来ます。この段階に到達した人のことを私は初心者と定義しています