CPUの創りかた

今回は技術的な本を。
流行の萌え本?

CPUの創りかた

表紙や挿絵はアレだが、内容は、4bitCPUを実際に作りながらCPUの仕組みを解説してくれるまじめな本。。。とは言っても、一部、ヲタクさんならニタリとできる内容も含んでいるので、やっぱり表紙のイメージは正しい本(ぇー


電気工学の細かい部分は説明してくれないおかげで、私のように、電気工学知識は中学生の授業レベルでも読める本だ。
また、教科書のように堅苦しい文体ではなく、話しかけてくるような文体なので楽に読めるし、冗談も交えているので眠くならなかった。


肝心のCPUの作り方や仕組みの説明は、電気工学を知らなくてもある程度わかるように噛み砕いて説明されているので分かりやすい。
電気工学知識が中学生の授業レベルでも、この本を読みながらなら何とか4bitCPUは作れそう。私は実際に作ってないから分からないけど。。。


どんなCPUであっても基本構造は同じだと思うので、プログラマだったら読んでおいて損は無い。
読むだけである程度の知識は付くと思うので、特に勉強が苦手な人にオススメ。勉強が苦手でない人にもオススメ。


どちらにしても、組み込みプログラマならCPUの構造は知っていたほうが遥かに得なのでCPUの仕組みは勉強しておいたほうが良い。